11月になると、郵便局からお年玉くじ付きの年賀はがきが発売されますよね。
この発売開始を見て、年末の訪れを感じる方も少なくないでしょう。
しかし、お年玉くじ付き年賀はがき、今でこそ当たり前のものですが、1949年までは、存在しなかったのです。
年賀状を出すときには、普通のはがきを使用していたのですよ。
本日は、そんな年賀はがきに付いている「お年玉くじ」について、賞品の詳細や当選した後の引き換え方法などをまとめてみました。
今年から1等の賞品は昨年の3倍の価値になり、特別賞が出来て当選確率が大幅にアップしていますよ。
3等は毎年当たるという方もいますし、2等も数年に一度のペースで当たる方もいらっしゃいます。
しかも、今年から賞品の種類が増えて、当たる本数が多くなっていますし、内容も豪華になっています。
今年は、年賀はがきのお年玉くじの当選結果をぜひチェックしてくださいね。
目次
年賀状のお年玉くじに当選した場合にもらえる賞品と当選する確率

このお年玉くじは、その時代の様子を色濃く反映する賞品が用意されています。
1949年に初めてお年玉くじ付き年賀はがきが発売されたときの賞品も時代の色を反映しております。
3等には学童用こうもり傘、2等は学童用グローブ、そして1等は純毛洋服地、最後に特等としてミシンが用意されていました。
では、2019年度の年賀状お年玉くじは一体どんな賞品が用意されているのでしょうか?
1等から順にご紹介していきますね。
1等:現金30万円または同額相当のプレミアム賞品
2019年の年賀状お年玉くじの1等には、現金30万円または同額相当のプレミアム賞品(旅行、特別な体験型プラン、その他豪華賞品)が用意されています。
2018年は10万円相当の賞品だったので、大幅にアップしました。
現金のプレゼントならば、何にでも使えますから誰が受け取っても喜ばれます。
まさに多様化が進む現代にもってこいの一等賞です。
また、1等の現金は現金書留で発送されます。
年賀状お年玉くじで1等が当たる確率と当選本数
1等が当たる確率は0.0001%です。
100万枚に1枚に割合ですので、ほとんど当たる方はいないでしょう。
当せん本数は全国で合計して、2,412本です。
当たったら本当にラッキーですよね。良い年になりそうです。
2等:ふるさと小包など
2019年の年賀状お年玉くじの2等では、ふるさと小包など、各種賞品が選べるカタログが当たります。
こちらは、随分と前から、お年玉くじの二等賞として定着している賞品です。
ちなみに、賞品専用のものではなく、普段から郵便局で扱っている商品です。
専用のカタログを見て、好みの特産品を選ぶことができますので、「せっかくくじに当選したのに、苦手なものが届いた、、」なんて心配もありません。
カタログの中身は、3,000円~5,000円程度の食品がメインですが、包丁やタニタのヘルスメーターなどの実用品もあります。
カタログを見ているだけで、ワクワクしてきそうですね。
年賀状お年玉くじで2等が当たる確率と当選本数
2等が当たる確率は0.01%です。
1万枚に1枚の割合で当たりが入っていますので、年賀状を何年もやり取りしていれば、1回ぐらい当たってもおかしくはない確率です。
当せん本数は全国合計して、241,281本です。
こちらも是非とも当選したいものです。
3等:お年玉切手シート
2019年の年賀状お年玉くじの3等は、干支のいのししをモチーフとした特別なデザインの切手シートです。
なかなか自分では購入しないような商品だからこそ、こういったくじなどで当選すると嬉しいですよね。
記念に大切に保存しておきたくなりそうです。
年賀状お年玉くじで3等が当たる確率と当選本数
3等が当たる確率は2%です。
100枚に2枚の割合で当たりが入っていますので、毎年当たって引き換えしている方が多いでしょう。
当せん本数は全国合計して、72,384,360本です。
特別賞:東京2020 大会応援賞
毎年は1等~3等のみですが、2019年度はさらに「東京2020 大会応援賞」というものが用意されています。
東京2020オリンピックにペアで招待してくれる券が当たります。
観戦券だけでなく、交通費、宿泊費に充当できる旅行券が付いてくるので、夢が広がりますよね。
日程や観戦する競技等は未定で、自身では指定できないとのことですが、オリンピックを近くで見れるのは嬉しいですよね。
年賀状お年玉くじで東京2020 大会応援賞が当たる確率と当選本数
東京2020 大会応援賞が当たる確率は0.00001%です。
1000万枚に1枚に割合で、なんと1等よりも当たる確率は低いのです。。
ほとんど当たる方はいないでしょう。
当せん本数は全国合計して、181本です。
せっかくの特別賞なので、当たることを祈りましょう!
ダブルチャンス賞:特別デザインの切手シート
2019年度のお年玉くじは、これだけではありません。
2019年は年号が改まる記念すべき年ということで、「ダブルチャンス賞」も設けられています。
こちらの賞は、郵政記念日である4月20日(土)に2回目に再抽せんを行います。
気になる賞品は、シリアルナンバー入りの特別デザインの切手シートです。
こちらの特別デザインの切手シートは、一般向けに販売もされますが、シリアルナンバーが記載されているのはダブルチャンス賞だけとのこと。
コレクター精神が疼きますよね。
年賀状お年玉くじでダブルチャンス賞が当たる確率と当選本数
ダブルチャンス賞の詳細はまだ発表されていません。
何本当たるか分かりませんが、そこまで当選本数は多くないものと考えられます。
抽選日も遅いことですし、のんびりと発表を待ちましょう。
年賀状お年玉くじの抽選日と引き換え期間。いつまで引き換えできる?

年賀状お年玉くじの抽選日
2019年のお年玉くじの抽選日は2019年1月20日(日)です。
翌日の新聞の朝刊に当選番号が掲載されますので、チェックしてみましょう。
「ダブルチャンス賞」は2019年4月20日(土)とのことですので、こちらも忘れないでくださいね。
年賀状お年玉くじの引き換え期間
東京2020大会応援賞と1等~3等の賞品の引き換え期間は、2019年1月21日(月)から同年7月22日(月)までです。
また、ダブルチャンス賞の引き換え期間は2019年4月22日(月)から同年10月21日(月)までです。
何事も、少し早めに済ませておくことに越したことはありません。
せっかくの当選を無駄にしないよう、引き換え期間をスケジュール帳に書いておくなどしておいても良いかもしれません。
年賀状お年玉くじを引き換えする方法。当選した年賀状はどうなる?

年賀状お年玉くじの賞品引き換え方法
引き換え方法は至って簡単です。
当せんはがきを持って、近くの郵便局の窓口で当選したので引き換えしたい旨を伝えるだけです。
3等の場合はその場で切手シートがもらえますが、1等、2等、東京2020大会応援賞の場合はお年玉賞品申請書という用紙に氏名、住所、電話番号、希望する賞品を記入し、提出します。
その後、自宅に賞品が送られてきます。
なお、1等、2等、東京2020大会応援賞の引き換えには、当選はがきの他に本人確認書類が必要です。
運転免許証や健康保険証などの証明書を持って行ってください。
なお、当せんはがきの一部が破損していても、今年の年賀はがきであると判断できる場合は問題なく引き換えができます。
しかし、切手がある部分が切り取られている場合は引き換え不可なので、当せんはがきは、大切に保管しておきましょう。
当選した年賀はがきはどうなる?
当選した年賀状には、きちんと返してくれます。
ただし、年賀状右下のくじの番号の箇所に、郵便局の印鑑が押されます。
そこまで大きい印鑑ではないので、保管するときも気にならないでしょう。
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まとめ
1等の賞品は、現金30万円で昨年よりも豪華になっています。
また、2019年度は東京オリンピックや新元号を記念した特別賞が増設されて、当選確率が大幅にアップしています。
損をしないためにも、年賀状のお年玉くじの当選結果をチェックしましょうね。
