年末になると、仕事の片づけや家の大掃除、忘年会、冬休みの遊びの予定と忙しい方も多いですよね。
『年賀状を書く余裕がなく、元旦に間に合わなかった』という方も多いのではないでしょうか?
そんなときに気になるのが、年明けに年賀状を出したときに相手側に年賀状が届く日。
ポストに投函してから、どのくらいで到着するのでしょうか?
今回は、年賀状を年明けてから出したときの気になる到着日や年明けいつまで年賀状を出してよいのかをまとめてみました。
年内が忙しく、年賀状を出す余裕がない方はぜひ参考にしてください。
年賀状を年明けてから出した場合、届くのはいつ?
年明けの1月1日~1月7日の期間に年賀状をポストに投函した時の到着日をご紹介します。
宛先が同一県内か、県外でも近くの都道府県、遠くの都道府県かにより到着日は変わります。
※東京都、大阪府、京都府、北海道に住んでいる方は“県”を“都”“府”“道”にそれぞれ読み替えてください。
投函日 | 到着日 | ||
---|---|---|---|
宛先が同一県内 | 宛先が県外・近距離 | 宛先が県外・長距離 | |
1月1日 | 1月3日 | 1月3日 | 1月4日 |
1月2日 | 1月4日 | 1月4日 | 1月5日 |
1月3日 | 1月5日 | 1月5日 | 1月9日 |
1月4日 | 1月9日 | 1月9日 | 1月10日 |
1月5日 | 1月10日 | 1月10日 | 1月11日 |
1月6日 | 1月10日 | 1月10日 | 1月11日 |
1月7日 | 1月10日 | 1月10日 | 1月11日 |
基本的に、同一県内や近距離の県外であれば翌々日到着、遠距離の県外であれば3日後に到着です。
交通事情や投函時間によっても多少は変わりますが、上記を目安と考えておけば間違えはないでしょう。
年賀状を投函したときの到着日について、より詳しく知りたい方は郵便局の公式サイトで調べることができます。
自分の住所の郵便番号と宛先の郵便番号を入力すると、到着日を調べることができます。
気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
年賀状の配達を行っていない日はある?
年賀状の配達を行っていない日は、1月2日と1月6日~8日です。
年始に年賀状を投函する予定の方はご注意ください。
もともと民営化を前にした2005年にサービス向上を目的として1月2日の年賀状配達を復活していました。
しかし、2017年から1月2日の年賀状配達は再び廃止となりました。
また、2021年10月よりはがきを含む普通郵便は土・日・祝日の配達休止と最短翌々日配達となりました。
この背景には、年賀状の枚数の減少や、休日出勤による人件費の上昇といったことあるそうです。
また、LINEやメールなどで年末年始の挨拶を済ませるという方が増える中で、年賀状の枚数は減少し、1月2日や土日祝日は配達を休んでも混乱はしないだろうと判断したのでしょう。
いずれにせよ、1月2日は配達を行っていませんので、元旦に年賀状を出しても相手先への到着は最速で1月4日となります
年明けの年賀状は1月7日までに【松の内】
年賀状は「松の内」の期間内に届くように出すのが礼儀です。
「松の内」とは、元旦から1月7日までの期間を指す言葉です。
では、なぜ「松の内」という言葉が使われるのでしょうか?
お正月を迎えるときには、家に年神様を迎えるために、門や玄関に「門松」と呼ばれる松を設置する風習があります。
この「門松」は、一般的には1月1日から1月7日にのみ設置します。
この文化から、「松の内」という言葉が生まれたのです。
この期間を過ぎた場合は、「寒中見舞い」になります。
寒中見舞いはいつまで出していいの?
寒中見舞いは立春の2月3日までに出してください。
あまり遅くなっても相手側から不審に思われてしまうので、1月末までを目安に投函すると良いでしょう。
思いがけない方から年賀状を頂いたときのお返しや、喪中の方へのご挨拶などの場面で活用できるかと思います。
寒中見舞いを出す時の注意点は、新年を祝福するようなニュアンスの言葉は使わないことです。
「寒中お見舞い申し上げます」という言葉と共に、寒さの中で相手方の体調を気遣う文面を心掛けてください。
なお、寒中お見舞いを過ぎると「余寒見舞い」となり、こちらは2月の下旬頃まで出すことができます。
まとめ
そういった時は、年賀状を年始に投函せざるを得ないでしょう。
そこで、本日紹介した到着日一覧を参考にしていただければと思います。
また、年始に年賀状を送る時は、1月1日~1月7日までの松の内の期間内に投函してくださいね。
松の内の期間を過ぎてしまった場合は、「寒中見舞い」として普通はがきを用いて送りましょう。