MacBookにMacBook Air、MacBook Pro、iMacとデザインが良く、高機能なパソコンですが、一つデメリットがあります。
簡単に年賀状を作れる年賀状ソフトが非常に少ないのです。
Windowsに比べると、数えるほどしかなく、選択肢が少ないのがウィークポイント。
年賀状ソフトがなくても、AdobeのIllustratorやPhotoshopなどを使って、デザインにこだわった年賀状を作れる方もいるでしょう。
そんな方でも、困るのが宛名面の印刷。自筆で仕上げる方は良いですが、大半の方が面倒に思い、プリンタで印刷したいでしょう。
その点、年賀状ソフトがあれば、宛名面も通信面も簡単&きれいに作れます。
今回は、Macで使えるおすすめの年賀状ソフトを有料・無料含めて4つご紹介します。
Windowsには、筆ぐるめ、筆王、筆まめ…etcと数多くの年賀状ソフトがありますが、Macで使える年賀状ソフトは限られています。
そんなMacで使える年賀状ソフトをご紹介していきますので、是非参考にしてくださいね。
Macでは使える年賀状ソフト4選

宛名職人

宛名職人はMac用年賀状作成ソフトの定番とも言えるソフトで、1993年の発売以来Macユーザーに親しまれてきた年賀状ソフトです。
Mac用に作られただけあって、iCloud連携や連絡先アプリ、写真アプリとの連携など、楽に年賀状を作るための機能が盛り込まれています。
さらには、喪中はがき、暑中見舞いはがき、往復はがき、封筒や名刺、ラベルシールなどに利用できるため、年賀状だけでなく、一年中便利使えます。
Macを長年使っているユーザーには、おすすめできる年賀状ソフトです。
メーカー | SOURCENEXT |
---|---|
価格 | 8,690円(ダウンロード版) 6,590円(アップグレード版) 8,690円(パッケージ版) |
収録デザイン数 | 3,000点以上 |
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【宛名職人のメリット①】 iCloud連携で住所録が簡単に作れる
宛名職人のメリットは、なんといってもiCloudとの連携が楽なことです。
iPhoneを使っている方であれば、iCloudに連絡先を保管していると思います。
宛名職人を使えば、iPhoneの連絡先をiCloud経由で連携して自動的に住所録を作成できるのです。
1993年の発売以来、Macのためのソフトとして開発され続けてきたということですので、やはりその連携性は抜群です。
ほかにも、連絡先アプリ、写真アプリ、Mapアプリ、MessageやMailなどと連動して宛名を作ったり、通信面に載せる写真を選ぶことができます。
Macを使いこなしている方には一番おすすめできる年賀状ソフトです。
【宛名職人のメリット②】 豊富なデザイン
また、デザイン数が非常に豊富であることも魅力の一つ。
収録デザインが3,000点以上、素材が15万点と、他のソフトと比較しても群を抜いています。
また、フォントも、日本語フォント36書体、英語フォント79書体・数字40書体もあるんです。
Macは、Windowsと異なり、標準装備の日本語フォントがいまいち物足りない印象があります。
そこで、宛名職人をダウンロードすることで、Macでもお好みのフォントで、とっておきの年賀状を作成できるのは嬉しいですよね。
【宛名職人のメリット③】正常に動作しない場合は返品OK!サポート充実
これは宛名職人に限らず、ソースネクストのソフト全般に言えるのですが、正常に動作しない場合は返品できます。
Macの設定により、インストールが出来ない、必ずフリーズするetcと何かしらの不具合が起きた場合でも全額返金してもらえるのです。
さらには、電話・メールでのサポートに対応していますし、公式サイト上にもQ&A集が充実しているので、何か不明点があればすぐ調べることが出来ます。
返品制度があり、サポートが充実しているので、これなら安心してソフトを購入できますよね。
【宛名職人のデメリット】値段が少し高い
宛名職人はWindows版の年賀状ソフト(筆王、筆ぐるめ等)に比べると、値段が高いです。
高機能でMacOSの新バージョンに対応しており、iCloud、AirDrop、その他の機能と連携できるため値段相当とも考えられますが、Windowsのソフトより1.5倍~2倍程度高いです。
アップグレード版を使えば少し安くなりますので、まだ宛名職人を持っていない方は今年我慢して次回以降安く購入するようにしましょう。
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筆ぐるめ for Mac

Windowsでも人気が高い年賀状ソフト『筆ぐるめ』のMac版です。
初心者にも優しく、使いやすい年賀状ソフトで、宛名面や裏面(通信面)がきれいに印刷できます。
一つのソフトでMac5台まで利用できるので、家族でシェアすることができます。
Macで使えるソフトがまた一つ減ってしまいました。
下記の情報は参考までに残しておきます。
メーカー | ジャングル |
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価格 | 7,549円 |
収録デザイン数 | 5,000点 |
\使いやすい年賀状ソフト/
【筆ぐるめ for Macのメリット①】 Windowsからの乗り換えやすさ
筆ぐるめ for Macのメリットとしては、Windowsからの乗り換えが簡単な点が挙げられます。
今はMacをお使いの方の中で『以前Windowsを使っていて、年賀状ソフトは筆ぐるめだった』という方であれば、筆ぐるめ for Macを使うのがベストです。
Windows版の筆ぐるめの住所録がそのまま取り込めますし、操作もほとんど変わりません。
また、CSV形式やContactXMLなどの形式の住所録も取り込めますので、筆まめや筆王などの他の年賀状ソフトからの住所録の取り込みも比較的簡単です。
【筆ぐるめ for Macのメリット②】 操作が直観的で簡単
筆ぐるめは、とても感覚的で使いやすいです。
デザイン・レイアウトを選ぶだけで、簡単に年賀状が作れますし、操作がシンプルなので初心者でも迷うことがほとんどないでしょう。
【筆ぐるめ for Macのメリット③】 電話サポートで安心
11月~12月の期間限定で、筆ぐるめ for Macの購入者専用ダイヤルが用意されます。
操作で困ったことがいつでも電話で問い合わせできるのは嬉しいですよね。
初心者にはとても優しく、安心なのは筆ぐるめ for Macです。
【筆ぐるめ for Macのデメリット】 Windows版に比べて機能がシンプルなのに高い
以前、Windows版の筆ぐるめを使っていた方は、筆ぐるめ for Macを使って少しがっかりするかもしれません。
筆まめや筆王などの他の年賀状ソフトの住所録変換機能はないですし、写真の加工機能も少ないです。
それなのに、Windows版の筆ぐるめの定価は4,309円で、筆ぐるめ for Macは7,549円と倍近い値段です。
Macユーザーに対して冷たい気がするのは気のせいでしょうか。。
はがきデザインキット

はがきデザインキットは、郵便局が無料で提供する年賀状ソフトです。
毎年11月初めに新年用の年賀状ソフトが公開されます。
裏面(通信面)のデザインに加えて、宛名の印刷もできます。
メーカー | 日本郵政 |
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標準価格 | 無料 |
収録デザイン数 | 1,000点以上 |
\無料で使える年賀状ソフト/
【はがきデザインキットのメリット】 無料で使える
はがきデザインキットの一番のメリットは、無料なのに、高機能であることです。
1,000種類を超えるデザインが収録されており、イラストやスタンプを組み合わせて裏面(通信面)をある程度こだわったデザインにすることもできます。
もちろん、宛名印刷が可能で、CSVデータの取り込みもできます。
オーソドックスな年賀状を作れればよい、という方には充分な機能でしょう。
【はがきデザインキットのデメリット】 使い勝手が悪い
まず、はがきデザインキットのインストールには少々手間がかかります。
Adobe Air、または、Adobe Flash Playerのインストールが必要なので、ここでつまづく方もいるでしょう。
また、操作途中でフリーズしたり、文字化けが起こるという不具合報告が目立ちます。
宛名入力がやりづらく、時間がかかるのも欠点でしょう。
せっかく作った年賀状のデータがフリーズして消えてしまったという口コミもありました。
安心感を求めるならば、『宛名職人』の方がおすすめです。
Web年賀状キット

最後に紹介するのは、プリンタメーカーのブラザーが無料で提供する「Web年賀状キット」。
他のソフトとは異なり、WEBブラウザ上で年賀状を作ります。
無料ですが、裏面(通信面)のデザインに加えて、宛名面の編集もできます。
宛名に関してはCSVデータの取り込みもできます。
メーカー | ブラザー |
---|---|
標準価格 | 無料 |
収録デザイン数 | 約400点 |
\ブラウザ上で年賀状が作れる/
【Web年賀状キットのメリット】 インストールなしで使用可
Web年賀状キットの一番のメリットは、年賀状ソフトをインストールせずに使用できることです。
年賀状ソフトを使用する際に、まず一番最初にかかる手間は、ソフトのインストールです。
パソコンの容量を多く消費することがもちろん、とにかく時間がかかります。
それにより、急ぎで年賀状を作成したいのに、ソフトがインストールできず、作成にまで至らないことにイライラを感じたことのある方もいるでしょう。
しかし、Web年賀状キットであれば、Webブラウザ上で簡単に無料で年賀状を作成できることが魅力です。
【Web年賀状キットのデメリット】 デザイン数が少ない
デメリットとしては、収録デザイン数が著しく少ない事です。
オーソドックスな年賀状であれば、問題ないでしょうが、きれいな年賀状や他人とは違った年賀状を作りたい場合には物足りないでしょう。
デザインは何でも良いからとりあえず年賀状が作れればよい方におすすめします。
操作性もそこまで良くないので、不安な方は違う年賀状ソフトを使いましょう。
年賀状印刷サイトを使うのもおすすめ

『わざわざ年賀状ソフトを買うものもったいないね。』
『そもそもプリンタを持っていないのだけど、年賀状だけのために買うのもどうかしら。』
こんな方は、挨拶状ドットコムなどの年賀状印刷サイトを使ってみてはいがかでしょうか?
デザインが豊富で宛名印刷まで全て任せられるので、印刷ミスやインク切れを心配する必要がありません。
プリンタを持っていない方や年賀状ソフトを購入したくない方は、是非使ってみてください。
なお、年賀状印刷サイトで一番のおすすめである、挨拶状ドットコムについての詳細は下記の記事を参考にしてください。

まとめ
しっかりとした年賀状を作りたいという方は、有料となりますが、宛名職人か筆まめを選べば間違えはないでしょう。
その中でも、どちらかと言えば、ソフトの使い方に不安な方は筆まめを、MacやiPhoneを使いこなせている方は宛名職人がおすすめです。
また、挨拶状ドットコムなどの年賀状印刷サイトも使うのも楽ですよ。

